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元貴乃花親方の弟子受け入れ…いきなり優勝 耐え忍んだ千賀ノ浦親方に幸運 (1/2ページ)

 耐え忍んだ苦労が報われた。秋場所後に突然退職した元貴乃花親方(46)の弟子8人を受け入れた千賀ノ浦親方(57)=元小結隆三杉=が、いきなり“優勝力士の師匠”となった。

 「なかなか味わえることじゃない。ここまでこられて幸せ」。千賀ノ浦親方は愛称である「ドラえもん」のような笑顔を浮かべた。

 かつて旧二子山部屋は幕内力士が10人もいて隆盛を誇ったが、貴乃花、若乃花は協会を去り、貴ノ浪は3年前に急逝。貴闘力は野球賭博で解雇となり、現在相撲協会に残っているのは、高田川親方(元関脇安芸乃島)と千賀ノ浦親方だけ。

 部屋付き親方として貴乃花親方を長年支えてきたが、何をしでかすかわからない平成の大横綱に振り回されることが多く、最後は弟子を押しつけられる格好になった。

 一昨年4月、先代千賀ノ浦親方(現常磐山親方、元関脇舛田山)が定年となり部屋を継承。先代は出羽海一門で、旧貴乃花一門の親方の継承は異例だったが、「名古屋場所担当で10何年も一緒にやっていて、相撲哲学が近かった」(常磐山親方)と託された。

 常磐山親方は「ラッキーだよ。部屋を継いで半年で関取(隆の勝)ができて、今度は優勝力士だもんね」とビックリ。優勝力士は賞金1000万円の中から所属部屋にも入れるのが慣例。米などの副賞もあり、強い力士がいれば後援者も増え、部屋は潤う。

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