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【J1連覇・川崎フロンターレ 最強の秘密】最強の「矛」と「盾」の秘密 最多シュート数と最少被シュート数を同時達成へ (1/2ページ)

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 川崎フロンターレが史上5チーム目の連覇を達成した今季のJ1。ホームの等々力陸上競技場にジュビロ磐田を迎える12月1日の最終節では、クラブ新記録となる16度目の完封、歴代最多の6度目のリーグ総得点1位、歴代優勝チームにおける最少失点、年間最少被シュート数の記録に加えて、年間最多シュート数と最少被シュート数を同時に達成した初の優勝チームを目指す。悲願の初タイトルを獲得してから1年。史上最強の「矛」と「盾」を搭載するに至った秘密に迫る(記録はJ1が18チーム体制になった2005年以降)。

 現時点で川崎の総得点55は、横浜FMと並びリーグ最多。1位で終えれば3年連続6度目となり、G大阪を抜いて歴代単独1位に浮上する。

 川崎は長年、J1屈指の攻撃力を金看板として掲げてきた。歴代最多の総得点84を叩き出した2006年には、一方でワースト9位タイの総失点55を喫し、大黒柱のMF中村憲剛をしてこう言わしめた。

 「往復ビンタの張り合いなら絶対に負けない」

 要はゴールの奪い合い。1発殴られたら2発返す。派手な試合が多かったかつての面影は、今季は影をひそめた。総失点26もリーグ最少であり、06年の浦和がマークした、優勝チームの最少失点28の更新を視野に入れる。

 磐田を零封すれば、クラブ新記録となる16度目の完封劇となる。優勝チーム以外を含めても08年の大分の24、11年の仙台の25に次ぐ歴代3位にランクされるが、大分も仙台も総得点はワーストから数えた方が早い、典型的な堅守速攻スタイルだった。

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