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【江尻良文の快説・怪説】“タナキクマル”永遠の誓い… 丸、きょうにも去就表明か

 広島からFA宣言した丸佳浩外野手(29)が、30日にも去就を公表する。後ろ髪を引かれる広島に別れを告げて、巨人、ロッテへの移籍を決断できるか。この葛藤に苦しみ続けてきた。

 29日の「第47回三井ゴールデン・グラブ賞」表彰式で6年連続6回目の受賞で出席した。同じく6年連続6回目の菊池涼介二塁手(28)、さらには初受賞の田中広輔遊撃手(29)と“タナキクマル”トリオが勢ぞろいした。

 「今年はショートの田中が欲しいと言っていたので、一緒に取れてうれしい」。菊池は田中との二遊間コンビで初の受賞を喜んだ後、「タナキクマルで」と付け加えた。

 田中は「僕自身取りたいと思っていたので、とてもうれしい。来年も二遊間で取りたい。菊池にはすべて学ぶことばかり」と満面笑み。

 菊池と田中は、広島残留か移籍かで悩み抜いている丸の立場を気遣ったのか、“タナキクマル”トリオでの来季ゴールデン・グラブ賞獲得宣言はしなかった。

 丸が「3人で取れてうれしかった」と“トリオ初受賞”の喜びをストレートに表現したのとは対照的だった。ただ、丸も3人の強い絆を強調してはいたものの、思い出の1ページとして振り返っているようでもあった。

 最後の晴れ舞台=解団式と思ったのか。丸の胸中は本人のみぞ知る。広島ファンは、これが最後の“タナキクマル”の姿にならないことを祈り続けているのだが…。(江尻良文)

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