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【神谷光男 スポーツ随想】青学大に続け! 立教大が“箱根路”プロジェクト立ち上げ (2/2ページ)

 青学大の原晋監督は2004年に就任。はじめはスカウティングに苦労したが、母校の広島・世羅高や中京大の系列校などから好選手を集めた。上野監督ならマラソンの大迫傑も輩出した母校の強豪、長野・佐久長聖高の選手にも声をかけやすいだろう。

 「原監督は就任から箱根初出場まで5年かかった。立教大は選手寮も新設するとかで、全学あげてバックアップすれば5年で出る可能性はある」と関係者。

 受験期を控え大学の知名度アップに効果抜群とされる箱根駅伝。青学大の成功は伝統校にも大きな刺激になっている。20年の第1回大会に出場した「オリジナル4」と呼ばれる早慶明東京高師(筑波大)の4校のうち、やはり近年出場が途絶えている慶大も創部100年の昨年からプロジェクトを立ち上げ、日体大OBの保科光作氏を監督に迎え強化を始めた。スポーツ推薦ではなく全国のOBの情報網を駆使しリクルーティングで人材を確保するという。

 先月の予選会で慶大は26位で、ギリギリ11位通過の上武大と28分10秒差。28位の立教大は37分45秒差あった。箱根路は遠いが、10年前の08年大会に青学大は出場すらしていなかったことを思えば、10年後の勢力図がどう変わっているかはわからない。

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