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ドラフト1位・近本光司に課せられた“地味”払拭

 17年ぶりの最下位からの巻き返しを図る阪神の新人7選手の入団会見が3日に大阪市内で開かれ、ドラフト1位の近本光司外野手(24)=大阪ガス=は「先輩方のように活躍したい」と意気込んだ。

 “虎のプリンス”として活躍後にメジャー、日本ハムでファンを魅了した新庄剛志氏と同じ背番号「5」。会見後には「目標の選手」の球団OB、赤星憲広氏と対面し激励された。「新人王と盗塁王の2つを狙って1年間頑張りたい」と、2001年の赤星同様ダブル受賞を目指す。

 もっとも、2015年のドラフト1位で東京六大学の最多安打記録をひっさげて入団した高山、直前まで競合覚悟で1位指名が濃厚だった佐々木千隼(現ロッテ)から一転、金本前監督の強い希望で白鴎大の大山を取ったような話題性もなく、全般的には地味さが目立つ。

 球団関係者は「特徴があったり目立つ子の顔はすぐ覚えられたけど、今年は時間がかかりそう…。何でもいい。“目立つ新人”になって地味さを返上してもらいたいね」と注文する。

 人気球団らしくこの日も会場は100人超の報道陣でごったがえした。生涯“兵庫県人”の近本は「地元のチームでドラ1位なので報道陣の方も来られている。これからは僕を取材したいという風に変えていきたい」とぶち上げ、「お立ち台でファンを楽しませたい」と宣言した。(山戸英州)

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