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“天才”紀平梨花を生んだ「ヨコミネ式教育」とは 子供の潜在能力を引き出す独自メソッド (2/2ページ)

 筋力、柔軟性を鍛える独自の指導法で、逆立ち歩き、片手での側転、跳び箱の8段を跳ぶ練習などで、子供の潜在能力を引き出す独自メソッド。子供の頃から飛び抜けた運動神経を発揮し、リレーではごぼう抜き。

 小学5年生の12月から浜田美栄コーチの指導を受け、わずか1年でアクセルを除く3回転ジャンプをマスターし、中学生だった15歳のときにアクセルも成功。155センチ、44キロの小柄に似合わず、体脂肪率は男子トップアスリート並みの6%。50メートル走は7秒台。遠征先にも“マイヘルスメーター”を持参し、わずかな誤差も排除し体重をチェックする。

 お菓子は1日100キロカロリーまで、口にするのはヨーグルト、「タニタ食堂」のおやつ、チョコレート1粒までを厳守している。サラリーマンの父・勝己さん(51)はスキーの指導者の資格を持ち、母の実香さん(47)は中学時代バスケットボール部で活躍したスポーツ一家。姉・萌絵(20)はダンサーで、エイベックス・アーティストアカデミーの特待生として活動中。

 トリプルアクセル(3回転半)を高確率で決められるのが紀平の強みだが、女子フィギュアは間もなく「4回転の時代」に入るといわれる。実際、ジュニア世代でロシアの14歳トルソワが4回転トーループを成功させている。「(2022年の)北京五輪で優勝という夢がある」という紀平が夢をかなえるには、さらなるレベルアップが必要になる。

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