記事詳細

【江尻良文の快説・怪説】リーダーシップ、ユーモア、話術… 新井氏こそ「OB講師」に最適な人材

 現役引退後の初仕事はまさかのモデル。前広島の新井貴浩氏(41)が表紙を飾る「メンズクラブ」2019年2月号が、中国地方を中心に25日から一部書店で限定販売されるという。

 一方、球界での初仕事として最適のはまり役がある。来春1月11日に都内ホテルで開催される恒例の新人選手研修会の講師だ。毎年球界OBが後輩へ熱いエールを送っている。

 一昨年の25年ぶりV奪回に始まり、今季球団史上初のリーグ3連覇を達成した広島のチームリーダー。惜しまれつつ今季限りで引退したが、ナインからの人望が厚く、広島ファンからも熱烈に支持された。

 阪神時代には労組・日本プロ野球選手会会長としてもリーダーシップをフルに発揮。11年の東日本大震災をうけて、選手会の総意を「開幕延期」に一本化。見事に事態を収拾している。

 そして「まさか戻れるとは思ってもみなかった」と感謝感激した広島への復帰。その熱い思いが、3連覇の原動力になった。これほど劇的な野球人生を経験したプロ野球選手はまれだろう。

 しかも後輩選手からもいじられるキャラでユーモアもあり、話術も巧み。人選をするのは日本野球機構(NPB)だが、ぜひ今回のプロ野球OB講師として新井氏を招いてほしい。(江尻良文)

関連ニュース