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【元巨人 クロマティが斬る】もしもソフトバンクがMLBに参戦したら…ハッスルプレーに徹する姿がファンを魅了! (1/2ページ)

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 今年11月に行われた日米野球では、日本が5勝1敗と圧勝したが、MLB(米大リーグ)オールスターチームにとってはあくまでバケーションだった。たとえば、今年日本一になったソフトバンクがMLBで年間162試合を戦ったらどうなるのか、考察してみたい。

 私は、そこそこ戦えると思う。2005年にロッテを日本一に導いたボビー・バレンタイン監督は、同年ワールドシリーズを制したシカゴ・ホワイトソックスより上だと豪語し、当時の指揮官オジー・ギーエンを激怒させた。そしてギーエンは「ロッテは年間20-30勝しかできない」と言い放った。

 私はソフトバンクがそこまでひどい成績で終わるとは思わない。最低でも勝率5割をキープするとみる。だが、ポストシーズンに進出できる力はまだないと思う。

 MLBはパワー、スピード、テンポで日本のプロ野球にまさっている。問題はソフトバンクがアメリカ流にアジャスト(適応)できるかどうかだ。選手個人では、イチローがアジャストした。松井秀喜、田中将大もメジャーで生き残る方法を見つけた。

 ソフトバンクがメジャーで恥をかくようなことはないだろう。むしろ彼らの野球に対する真摯な態度はアメリカのファンを喜ばせると思う。彼らはバントがうまい。それも全員。大リーガーはそうはいかない。今年ドジャースは野球の統計学であるセイバーメトリクスを駆使しワールドシリーズまで駒を進めたが、肝心な場面で誰もバントを決められなかった。

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