記事詳細

西武・外崎、レギュラー獲得なら「五輪は黄信号」の皮肉

 なんとも皮肉な状況だ。西武・外崎修汰内野手(26)は4日に埼玉県所沢市で行われたトークショーで、『全試合フルイニング出場』を今季の目標に掲げた。

 「去年は優勝争いの一番いいところでケガをして試合に出られなかった。レギュラーとして優勝の瞬間までグラウンドにいたい」という通り、昨季は9月初旬に左脇腹を痛めシーズン最終盤の24試合を欠場した。

 今季は主将だった浅村がFAで楽天に移籍し、二塁のポジションが空いた。これまで内外野どこでも守れるユーテリティープレーヤーとして重宝されてきた外崎に、正二塁手として白羽の矢が立っている。

 しかしチームでのレギュラー獲得が、「いつも頭の片隅にある」という東京五輪での日本代表入りにはマイナスに働くかもしれない。

 代表のあるコーチは「二塁は山田(ヤクルト)、菊池(広島)、浅村(楽天)がそろう最激戦区。万能性が売り物の外崎は、1つのポジションに定着すると呼びにくくなる」と明言。外崎は「(東京五輪は)シーズンでいい成績を残した先にあるものだと考えている」と語った。

 レギュラーになりたくない選手はいないが、日本屈指の万能選手の二塁定着は、稲葉篤紀日本代表監督にとっては痛し痒しといえそうだ。(片岡将)

関連ニュース