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【清水満 SPORTS BAR】「吉兆ですね!!」 白い鳩で思い出すミスターの言葉 (1/2ページ)

 新年を迎えた。今年も2日に例年通りに皇居で行われた一般参賀に足を運んだ。人出は平成最多の15万5000人。ところが、突然の腹痛に襲われ、並んだ列から1時間ほどで無念の離脱…。前夜の痛飲がたたったのか、罰当たりである。

 皇居に一礼、やむなくほど近い九段下にある靖国神社へ向かった。粛々と参拝、抜けるような青い空を見上げると…。

 「あっ!」

 大空に白い鳩が2羽飛んでいた。その瞬間、長嶋茂雄さん(巨人軍終身名誉監督)の顔が浮かんだ。

 長嶋第2次政権時代の1994年の日本シリーズ中、巨人は都内のホテルに宿泊した。早朝、靖国神社参道で恒例の散歩をしていたミスターの目の前に白い鳩が舞い降りた。「これは吉兆ですね」とミスターが叫んだ。このシリーズで、西武を破って長嶋さんは悲願の日本一に輝いた。そんなエピソードを思い出したからである。

 靖国の白い鳩は、約300羽ほどが厳しい管理の下で飼育されていると聞いた。毎年終戦記念日に平和のシンボルとして放鳩式が行われ、一斉に放たれる光景は有名であるが、最近は一般の餌付けが禁止されたとのことで、以前ほど鳩が飛んでいる姿は目にしなくなったという。なのに“白い鳩”…。

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