記事詳細

【高校サッカー 選手権発 東京五輪行】長崎総合科学大付属・MF鈴木冬一(3年) “湘南のマラドーナ”になるため高2で電撃移籍 「甘い環境だと自分はダメになる」 (1/2ページ)

★(3)

 青森山田(青森)の2年ぶり2度目の優勝で幕を閉じた第97回全国高校サッカー選手権。出場した選手たちの中で、Jリーグでプレーした経験を持つ高校生は長崎総合科学大付属のエース、MF鈴木冬一(といち)=3年=だけだろう。

 セレッソ大阪の下部組織で育ち、U-18に所属した2017年にJ3のピッチに立ったホープは、昨年3月に移籍を決断。国見を全国屈指の強豪校に育て上げた名将・小嶺忠敏監督(73)の厳しい指導のもとでさらなる成長を果たし、11日からはJ1湘南ベルマーレで新たな挑戦をスタートさせた。

 最初で最後の全国選手権を3回戦敗退で終えてから6日。「6日前までは選手権のことしか頭になかったんですけど、短い時間の中でしっかり調整してきました。初日の動きは悪くなかったし、いよいよ始まったという感じでワクワクしています」

 午前に湘南での初練習、午後には公式スーツに着替えて新体制発表に参加した18歳は、初々しい表情を浮かべた。1年前までセレッソ大阪U-18に所属し、U-23チームの一員としてJ3でプレーした稀有な経験を持つ鈴木は、自らの強い意思でサッカー人生を大きく変えた。

 長崎総合科学大付属へ電撃移籍。3年生へ進級する直前に興国高から転校した決断を、鈴木は「悩みに悩み抜きました」と振り返る。

関連ニュース