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【高校サッカー 選手権発 東京五輪行】青森山田・DF三國ケネディエブス(3年) 192センチ大型センターバック ポテンシャルは日本代表、まずJ2で研鑽を (1/2ページ)

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 平成最後の全国高校サッカー選手権を制した青森山田(青森)で圧倒的な存在感を放っていたのが、DF三國ケネディエブス(3年)だ。ナイジェリア人の父と日本人の母の間に生まれ、東京・東村山市で育った身長192センチの大型センターバックは、高校日本一を手土産にアビスパ福岡へ加入。東京五輪を含め日の丸を背負って戦う未来を夢見ながら、J2の舞台で研鑽を重ねていく。

 高校2年に進級する直前のことだった。卒業後プロになる夢から逆算し、三國は戸惑った。中学時代に全国大会で得点王を獲得するなど長く活躍してきたFWに、限界を感じていたのだ。

 「春の遠征でまったく結果を出せなかった。プロになるには2年生から公式戦に出られないと厳しい。このままではダメだと思って。自分は身長もあったので、ならばセンターバックだと」

 黒田剛監督も歓迎した。高校生レベルならともかく、プロの世界で勝負するにはFWでは厳しいとの思いを抱いていたからだ。

 「いずれはセンターバックでと考えていたので。いいタイミングだったと思います」

 最初はセンターバックと、接戦で前線に入るパワープレー要員の二刀流。3年生になると前者の中心として一本立ちし、最後の全国選手権でついに頂点に立った。

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