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【小田幸平 ODAの第2捕手目線】巨人、数字には表れない“大損失” 人的補償で内海、長野が流出 (1/2ページ)

 巨人の主力として長年活躍してきた内海哲也投手(36)、長野久義外野手(34)が相次いでFA選手の人的補償として、チームを離れることになりました。

 当欄でも何度か触れてきた通り、僕自身が2005年オフに人的補償として巨人から中日に移籍。くしくも今と同様、原辰徳監督が2度目の巨人監督に就任したばかりのタイミングでした。

 プロテクトされなかった寂しさがなかったといえば嘘になりますが、巨人には他にもいい選手がいて、金銭のみによる補償を選ぶこともできた中で「小田がほしい」といってもらえたありがたさに気づき、「企業の東京支社から名古屋支社に転勤になるようなものだ」と考え直しました。その後9年間プレーすることができ、移籍してよかったと思っています。

 チョーさん(長野)が「強い広島カープに選んでいただけたことは選手冥利に尽きます。必要としていただけることは光栄」と即座にコメントしたのはさすがでしたね。

 実際、選手にとって、より必要とされるチームへ行くことは決して不幸ではないと思います。

 立場を替えて考えれば、原監督が「勝負の世界は足し算ばかりではない。今回は足し算が丸、炭谷。引き算が長野、内海」とおっしゃったのは言い得て妙です。

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