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【小田幸平 ODAの第2捕手目線】巨人、数字には表れない“大損失” 人的補償で内海、長野が流出 (2/2ページ)

 ただし、内海と長野は、それぞれ投手陣と外野陣のリーダー。数字には表れない影響力がありました。

 現状の巨人投手陣では、エースは菅野ですが、まだリーダーとはいえません。内海が担ってきた役割は、チーム最年長とはいえ米大リーグに移籍し9年間チームを離れていた上原さんにも、代われるものではありません。

 チョーさんも、神経が細やかで何かとよく気がつく男です。昨年12月に内海の西武移籍が発表された際、巨人で「内海さんの送別会をやろう」と中心になって動いていたのがチョーさんだったと聞きました。そのときはまさか年明けに自分も移籍を通告されることになるとは思っていなかったでしょうが、チョーさんの存在の大きさがわかるエピソードです。

 ひょっとすると巨人は今季、想定していた以上に失ったものの大きさを思い知らされることになるかもしれないと、一抹の不安が残ります。

 ■小田幸平(おだ・こうへい) 1977年3月15日、兵庫県生まれ。市川高から三菱重工神戸をへて、97年ドラフト4位で巨人入り。2005年中日へ移籍。14年引退。プロ17年間ではレギュラーにはなれなかったが、“第2捕手”として評価が高く、お立ち台での決めゼリフ「やりましたーっ!」で人気を博した。愛称はODA(オーディーエー)。

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