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【江尻良文の快説・怪説】王さんが「波瀾万丈」の平成時代を振り返る 18日に異例会見

 ソフトバンクの王貞治球団会長(78)が18日に平成時代を振り返る記者会見を開く。5月1日から新元号になるため、各メディアから依頼が殺到。個別の対応が難しく、会見という形をとることになったのだ。

 昭和最後の63年(1988年)シーズンをリーグ2位で終え、同年限りで5年間務めた巨人監督を退任。王氏本人は翌年も続投のつもりだったが、球団側が「5年契約満了」として再契約のオファーをしなかった。

 「もうユニホームは着ない」と怒り心頭。記者が「永久に着ないですか?」と念押しすると、「永久にかといわれれば、正直言ってわからない。気持ちが変わるかもしれないが、しばらくはその気にならないだろう」と語った。

 そんな王氏が平成7年(95年)からダイエー(現ソフトバンク)の指揮を執った。「長嶋さんが(93年に)巨人監督に復帰したのがきっかけの一つになったのは間違いない」と後に振り返った。平成12年(2000年)に実現した巨人・長嶋茂雄監督(現終身名誉監督)とのONシリーズは、敗れたものの球史に燦然と輝いている。

 平成18年(06年)には、日本代表監督として第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を制覇し、その後胃がんが発覚。闘病の末に現場復帰を果たしたが、平成20年(08年)限りで監督を勇退した。

 ソフトバンクの球団会長として、平成最多の日本一7回の常勝軍団を作り上げた。「オレの野球人生はまさに波瀾万丈」と振り返る世界の王の新元号時代には、果たしてどんな野球人生が待ち受けているのか。(江尻良文)

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