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錦織、3回戦進出 3時間48分の死闘制す 全豪オープン

 ■テニス「全豪オープン」第4日(17日、メルボルン)

 世界ランキング9位で第8シードの錦織圭(29)=日清食品=が世界ランキング73位のイボ・カロビッチ(39)=クロアチア=と対戦。1回戦に続くフルセットの死闘の末、6-3、7-6、5-7、5-7、7-6で勝ち、3回戦に進出した。

 過去の対戦成績は錦織の3勝2敗。カロビッチは2メートルを超える長身から繰り出す210キロ超えのサーブが武器で、過去にフェデラー、ナダルを倒したことのある“危険な男”だ。錦織は勝負どころを見逃さない鋭い洞察力と高い精度のショットで序盤から攻略した。

 第1セットは4-3の第8ゲームで強烈なバックハンドのリターンを打ち抜いて流れをつかみ、初めてブレークに成功。安定する第1サーブを軸に有利に展開を組み立て、降雨で中断があった第2セットのタイブレークも冷静にものにした。

 ところが、あとのないカロビッチは第3セットから積極的に前に出る作戦に変更。錦織も3連続でラブゲームを決めるなど好調を維持したが、第11ゲームで前に出るカロビッチにサーブを破られると、第4セットもほぼ同じパターンでセットを失った。ファイナルセットになってもカロビッチのサーブの威力は衰えなかったが、第9ゲームで0-40のピンチをしのぎ、今大会から初めて採用された10ポイント先取のタイブレークを制した。

 カロビッチのエースは実に58本を数えたが、錦織もファーストの確率が驚異の84%。「タフだった。ただこの勝ちは次の試合への弾みになる」と笑顔を見せた。

=WOWOWで連日生中継

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