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【江尻良文の快説・怪説】因縁“落合”オレ流キャンプ酷似… 原巨人「開幕早々紅白戦」の吉凶

 巨人・原辰徳監督(60)がキャンプイン早々の2月3日に紅白戦を敢行するとぶち上げ、話題になっているが、原監督と何かと因縁深い元中日監督、落合博満氏(65)が前例をつくっている。

 2004年、就任1年目の落合監督率いる中日は、なんと沖縄・北谷キャンプ初日から異例の紅白戦を行い、5年ぶりのV奪回に成功した。

 現役時代からオレ流を貫く落合監督は、4年連続V逸のチームを引き継ぐと、「キャンプ初日から紅白戦ができるように体を作ってこい」とナインに指令。キャンプ序盤は体作り、中盤から紅白戦という従来の日本プロ野球キャンプのワンパターンを破ったのだ。

 以後、通算8年間に中日監督としてリーグ優勝4回。2位3回で、そのうち1回はCSでリーグ優勝の原巨人を破り下克上日本一。3位1回。Bクラスなしで常勝監督の地位を築き上げた。が、最終的には観客動員の右肩下がりを理由にユニホームを脱がされている。

 一方、3回目の巨人監督として緊急登板。昨季まで球団史上ワーストタイの4年連続V逸で、5年ぶりのV奪回が至上命令の巨人を率いることになった原監督は、状況的には落合監督就任時と酷似している。

 原監督とすれば、久々に巨人らしい巨大補強をしたことから「すべてのポジションは競争」を宣言。その実践スタートがキャンプイン早々の紅白戦となるのだろう。

 落合氏とすれば、「オレは大補強なんかしないで勝った」と言うだろうが、そんな場外舌戦も楽しみだ。(江尻良文)

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