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阪神・藤浪、復活のカギを握るのは西勇輝!?「聞かれたら何でも答える」

 “指南役”を買って出た。オリックスから国内フリーエージェント(FA)で阪神入りした西勇輝投手(28)が20日、甲子園の室内練習場で自主トレを公開。藤浪晋太郎投手(24)ら若手と汗を流し「聞かれたら何でも答える」と語った。

 雨のため屋外での練習を断念したが、藤浪や成長株の才木浩人投手(20)を引き連れて姿を見せると、キャッチボールを開始。才木には「いいボール投げてるね」などと声をかけて緊張をほぐし、藤浪とは交互に短距離ダッシュを繰り返しながらアドバイスを送った。

 経験豊富な右腕から手ほどきを受けた藤浪は「(西から)『一緒にやろうよ』と声をかけてもらった」と笑顔。西も「聞かれたら何でも答えるスタイルでいきたいと思う」とうなずいた。

 そんな西の姿にチーム関係者は、近年不振を極めている藤浪の復活のカギを「西が握る」と断言。「どんどん助言してもらいたい」と促す。

 藤浪は圧倒的な身体能力を持ちながらこれまでもがき苦しんだが、「素直さが足りないことが一因。その点、首脳陣と現役選手が同じことを教えても、耳を貸すのは昔も今も選手の方だよ」(前出チーム関係者)。

 オリのエースとして2ケタ勝利を過去5度マークしているだけに「誰よりも説得力があり、その場で手本も見せられる。藤浪や才木らと年齢が近く、感覚が近いのもいい」。

 西自身は年末年始、4年連続で巨人のエース・菅野と一緒にハワイで自主トレに励んだが、独り立ちする意味を込めて、あえて別メニューを組んだ。移籍決定後あちらこちらで虎党から声をかけられ、期待を感じているそうで「1イニングでも長くマウンドに立ち続けたい」と決意を語る。

 自分のパフォーマンスを高めながら、後輩の指南役もこなす。これも一種の“二刀流”か。(山戸英州)

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