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日本ハム・金子誠コーチがズバリ指摘! 吉田輝星投手の長所と短所

 「思っていたよりも、ずっとよかった。立ち投げであれだけスピンの掛かったボールを放れるのは、天性でしょう」

 日本ハムのドラフト1位、吉田輝星投手(18)=金足農高=が21日、千葉県鎌ケ谷市の2軍施設での新人合同自主トレで2度目のブルペン入り。つぶさに視察した金子誠1軍打撃チーフ兼作戦コーチ(43)が右腕の才能と課題を見極めた。

 捕手が立った状態で、カーブとスライダーを交え44球。受けた松本ブルペン捕手は「140キロ台中盤は出ていた」と目を丸くしたが、快速球にうなずいたのは、歯にきぬ着せぬ正論で知られる金子コーチも同じ。

 一方で「今のままでは“ただ強くて速いボールが投げられる子”。プロはこれを扱えないといけない。ストライクゾーンの9分割とはいわないけれど、高低と内外の4分割には投げ分けられるようにならないと、1軍の試合では勝てない。これから捕手を座らせて、あの直球が外角低めに決まるかどうかじゃないかな」と課題を挙げた。

 「身長は176センチだっけ? リリースポイントが低くて前にあるから、上背がなくても打者は差し込まれる。でも腕と足は短いタイプだから、試合が進んで球数がかさんでくると、疲れでフォームが保てなくなる。そうなると打者には芯を食われるようになる。腕が長いと疲れても前で放せる。それが体格のメリットなんだよね」

 吉田輝自身は「前回よりはマシでした。力の入れ方は7割くらい。カット気味に流れてしまうボールがなかったのはよかった」とうなずいたが、栗山監督の参謀役を務める切れ者コーチを驚かせる成長を遂げられるか。(片岡将)

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