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阪神してやったり!「リクエスト制度」拡大へ

 監督がリプレー映像の検証を求めるリクエスト制度の対象に、今季から本塁での衝突プレーや併殺崩しの危険なスライディングが加わることになり、22日に都内で開かれたプロ12球団監督会議で説明された。これまで、危険なプレーに該当するかどうかの判断は審判員に委ねられていた。

 危険球判定についても、今季から頭部に当たったかどうかをリクエストできるようになった。

 これに大きく“貢献”したのが阪神だろう。昨年の6月と8月に、いずれも神宮でのヤクルト戦で物議を醸した。

 6月29日には同点で迎えた7回1死二塁で、三ゴロを処理した北條が走路を大きく外れた二走にタッチを試みるも届かず、判定はセーフ。走者のスリーフィートオーバーも認められなかった。

 8月20日の同カードでは岩田が青木への頭部死球で危険球退場となったが、当たったかどうか極めて微妙だった。

 2度にわたって意見書を提出し、シーズン中にもNPB側と意見交換した谷本球団本部長は、死球判断の件で「規則自体は変わっていないが、ルール改正には貢献したかな」とうなずいた。この2戦はいずれも敗れており、最下位転落と金本前監督辞任の一因ともいえる。「それ(2敗)がなかったらとか考えてしまいますからね」と悔しがったのも無理はない。(山戸英州)

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