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番記者が教える「変人チョーさん」長野久義のトリセツ 広島の夜の街の評判から弱点も (1/3ページ)

 巨人にFA移籍した丸佳浩外野手(29)の人的補償として、広島に指名された長野久義外野手(34)が23日にマツダスタジアムで入団会見。初対面の在広島メディアを前に、持ち前の人たらし力で“つかみ”に成功した。これまでFA補強ゼロのカープと広島の街にとって、近年では例のない未知の大物選手の迎え入れは手探りの部分もあるはず。番記者として接してきた夕刊フジ記者が、誠におせっかいながら「変人チョーさん」の取扱説明書を進呈する。(笹森倫)

 「僕、FAで来たわけじゃないですよね?」

 会見終了後のフォトセッションの最中、長野は困惑気味に苦笑した。会場の熱気、11台ものテレビカメラ、フラッシュの洪水。プロテクト枠28人に漏れ、丸の代わりに放逐された境遇とは思えない華々しさだった。

 気配りの男は初日から全開。東京からやってきた新参者に対し身構える広島メディアをほぐそうと、自ら道化役を買って出た。新たなユニホームを身にまとうと、さっそく見知らぬカメラマンを捕まえて自身の写りをチェック。「おお~」と感嘆し笑いを取った。続いて背番号が見えるよう後ろを向き、顔だけひねって前に向ける定番ポーズに応じると、「あいたたた…」と背中を抑えて痛がり再び爆笑を誘った。

 同行した巨人の職員は2人。東京から会見に駆けつけた顔なじみの記者も、夕刊フジ含め2人だけだった。会見後は夕刊フジ記者に「来てくれたんだ!」と握手を求め、「アレ、よかったでしょ?」と感想を求めたのは、会見冒頭のパフォーマンス。

 「このたびカープ球団にお世話になることに決まりました長野久義です」と挨拶したが、「かんだので、もう1回いいですか?」とテレビカメラに向けてリクエスト。初手から笑いを取り、会場の緊張した空気を払ったのだ。

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