記事詳細

森保J、カタール戦「絶対有利」のワケ 相手DFライン裏に弱点、完全アウェー回避、1日長い中3日 (1/3ページ)

 サッカーアジア杯・UAE大会で決勝(日本時間2月1日午後11時開始=アブダビ)進出を決めている日本(FIFAランキング50位)の相手は、2022年W杯のホスト国であるカタール(同93位)に決まった。カタールは29日の準決勝で地元UAE(同79位)を4-0で圧倒したが、DFラインの背後にウイークポイントもみえた。日本はアジア杯で過去4度決勝に進出し全て勝っているが、過去にこれほど“勝利条件”がそろったことはなかった。慢心さえなければ、5度目の優勝は間違いない。(夕刊フジ編集委員・久保武司)

 試合前は、地元UAEの決勝進出を予想する声が多かった。2017年からUAEの指揮を執っているのは、元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ(65)。イタリアのスポーツ紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』も「アジア杯決勝はUAE対日本になる」と報じていたほどだ。

 現地ではUAEザイード王子がチケットを買い占め、「UAE国民よ、集まれ!」と大号令を発しサポーターに無料配布。スタジアムは3万8646人の観衆で膨れ上がり、チケットを入手できなかったファンが周辺を取り巻き異様なムードに包まれた。

 両国が国交断絶中ということもあって、ライバル心が激突。UAEサポーターが熱狂的な声援を送り、投げ入れたペットボトルがカタール選手の頭に当たるなどハプニングが続出したが、完全アウェーをはね返してカタールが圧勝した。前半に2点を先行して主導権を握ると、後半にも2点を加え、同国史上初の決勝進出となった。

 敗戦したUAEのザッケローニ監督は「日本よりも安定感がある」とコメントしたように、カタールは今大会6試合で16得点無失点を誇っている。その潜在能力は戦前から高く評価されていた。昨年11月、FIFAランキング1ケタのスイスとの親善試合では、1-0の完封勝ちで世界を驚かせたこともある。

関連ニュース