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【プロキャディーXのつぶやき】「飛ぶクラブ」にプロも敏感?  (2/2ページ)

 しかも、その続きの裏話もある。

 その有名選手のために作り上げた新ドライバーが完成したあとである。スイングタイプやヘッドスピード、求める弾道やショットを考慮してつくりあげたものの、試打してもらっての結果は「合わない」。開発スタッフたちは愕然としたそうだ。

 しかし、捨てる神あれば拾う神あり。その新ドライバーを試した別の強豪ベテラン選手は、飛距離が20ヤード近くもアップ。「再び300ヤード近いショットを打てるようになるなんて信じられない」と絶賛し、即試合に導入。シニアとレギュラーツアーを掛け持ちしながら、新ドライバーを手にしてからシニアで3勝も飾ったのだ。

 隣の芝は青く見えると言われるが、他人のドライバーは「飛ぶ」ように思えてしまう。アマチュアの場合は、「飛ぶクラブ」の前に「飛ばせるスイング」をマスターする必要があるかもしれない。

 選手の使用クラブやボール、シューズなどをリサーチする会社もある。試合初日の木曜日のティーオフ前に、出場全選手のギアをチェックしているのだ。

 男子ツアーに限るなら、以前は金曜日が「穴場」だった。土日はテレビ放映があるが、金曜日は契約外メーカーのクラブを使ってもバレにくかったからだ。

 もちろん、それも昔話。今はネット放映もあり、大会全日が放映されるので浮気はしづらい。飛ぶと評判の新ドライバーを手にできるアマチュアをうらやむツアープロは、実は少なくないのだ(笑)。

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