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東京五輪に暗雲…「暑さ」以外にも“重大問題”発覚

 2020年東京五輪・パラリンピックに、都内の“渋滞問題”という暗雲が垂れ込めた。

 大会組織委が国内各競技団体に示した、選手村(東京都中央区晴海)から各競技会場まで移動に要する時間の試算によると、招致段階で10分としていた新国立競技場までが30分になるなど、大半の会場への移動時間が増大している。

 競泳などが行われる五輪水泳センターも招致段階の10分から20分、柔道や空手会場の日本武道館までは20分の想定から30分に延びた。ハンドボール会場の国立代々木競技場は15分から50分へ大幅増となった。

 招致時に「コンパクト五輪」を掲げたが、経費削減のため既存施設の活用を進め、会場所在地が広域化。また、築地市場の移転延期で、臨海部と都心を結ぶ「環状2号線」の地下トンネルの大会前完成を断念したことも打撃となった。暑さ対策とともに重大な課題となりそうだ。

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