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【江尻良文の快説・怪説】西武・秋山は“最後の奉公”!? 各球団の浮沈を握るチームリーダー事情

 「丸の穴は長野である程度埋められても、チームリーダー・新井の後釜は見つからない」

 リーグ4連覇を狙う広島OBから、ポスト新井不在を不安視する声が漏れている。

 確かに、セ・パ両リーグのペナントレースの行方は、チームリーダー次第で大きく変わる。

 丸を獲得した巨人には、2015年から坂本という主将がいて、移籍してきた丸に対しても何かと気配りをしている。坂本のアシストで丸が新戦力としてフル回転すれば、原巨人対緒方広島の一騎打ちは最後までもつれるだろう。

 阪神の主将は鳥谷、福留とベテランが続いていたが、今季から26歳の糸原へ一気に若返り。「いつまでたってもベテラン頼みでは進歩がない」との危機感がうかがえる。

 2年連続日本一のソフトバンク・工藤監督は、昨季不振に終わった責任感の強い内川から、15年に自ら指名した「主将」の肩書を外し、主将は不在に。「チームも熟成してきたので、みんなが主将のつもりでやってほしい」と新方針を打ち出した。10年ぶりのリーグ優勝を果たしながら日本シリーズに出場できなかった西武は、主将の浅村が楽天へFA移籍。秋山が新主将に就任したが、こちらも今オフに海外FAでメジャー移籍の可能性がある。“最後のご奉公”で11年ぶり日本一といくか。 (江尻良文)

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