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吉田輝星、荒れ球でも“特徴”出ていた 荒木コーチ「強い真っすぐを右打者の外角に投げた」 (1/2ページ)

 日本ハムのドラフト1位、吉田輝星投手(18)=金足農高=が沖縄・国頭2軍キャンプ村で11日、初の打撃投手を務め、同期の2位・野村佑希内野手(18)=花咲徳栄高=に対して25球を投じ、周囲に鮮烈な印象を残した。

 これまでブルペン投球で測定されたラプソード(投球用弾道測定器)による数値では、1分間の回転数はプロ野球の平均値とさほど変わらなかったという。球団関係者は「吉田の直球は回転軸が地面に平行で、強烈にホップする成分がある。これがあると、重力に逆らうことができて打者からみると浮き上がるように感じる」と分析する。“ホップする”球の決め手は、回転数でなく回転軸の方向というわけだ。

 この日の最初の4球は、いずれも真っすぐだったが明らかなボール。ストライクゾーンに近ければ手を出したはずの野村も、難なく見送った。5球目のストライクを取りにいった「あれはよくない球」(吉田輝)は完璧に右中間にはじき返された。

 前日には「俺の心を折りたいって言ったらしいじゃん」と話しかけてきた野村に、「『折りたい』じゃなくて『折る』んだよ」と宣戦布告したが、自身の不安定さに「自分の心が折れるかと思いました」とトホホなオチを付けるしかなかった。

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