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【江尻良文の快説・怪説】ソフトバンクVS巨人 宮崎キャンプ観客動員争いの結果は…

 リーグV奪回と3年連続日本一を目指すソフトバンク。対して5年ぶりのリーグ優勝と7年ぶりの日本一奪還に挑む巨人。宮崎キャンプでの観客動員合戦は、球史に残る?激烈さだった。

 巨人は11日に宮崎での第1次キャンプを打ち上げ、13日から沖縄・那覇で第2次キャンプ。宮崎では3度目の登板の原監督、広島からFA移籍した丸ら新戦力がファンにアピール。キャンプインの2月1日から11日までに合計16万4000人を動員した。

 一方、FA選手獲得に失敗しフレッシュな新戦力が不足しているソフトバンクは、同日までトータル14万8700人。単純に人数を比較すれば、巨人が勝ったことになるが、ソフトバンクの3勤1休に対し、巨人は5勤1休。練習日が10日あった巨人は1日平均1万6400人。9日のソフトバンクは1万6522人。122人の僅差でソフトバンクに軍配が上がった。

 ここ数年、ソフトバンク・王貞治球団会長は巨人OB会に出席すると「巨人と日本シリーズをやりたい」とハッパを掛け続けている。監督時代の2000年ONシリーズに敗れて以来、雪辱の機会がないからだ。

 「巨人軍は常にファンから優勝を求められる特別なチームだ」と不滅のジャイアンツ魂を持つ王会長。ソフトバンクは最近8年間で5度も日本一に輝いているが、1度も日本シリーズで巨人を倒していないうちは、納得できないだろう。「原監督になって今年の巨人は期待できる」とエールを送る。宮崎キャンプでの激烈な観客動員争いで、さらにその思いが募ったことだろう。(江尻良文)

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