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【田代学 ダッグアウトの裏側】メジャー2冠王が日本のアマ野球に送った“金言” (1/2ページ)

 米大リーグのロッキーズなどで活躍したダンテ・ビシェット氏(55)が初来日したという情報を得て、休日を返上。常磐線に乗り、社会人野球の強豪であるJR東日本のグラウンド(千葉・柏)へ向かった。

 ビシェット氏はロ軍時代の1995年に40本塁打、128打点でナ・リーグ2冠王に輝いた右の強打者。オールスターにも4度出場した。

 「打線の強化、強打者の育成が目的。打撃技術に(日米の)体格差は関係ないという言葉通りの指導です」とは知人を通じて春季キャンプの臨時コーチを依頼したJR東日本の堀井哲也監督。8日の練習を取材させていただいた。

 強調していたのが、ツーストライクでの打撃。「追い込まれてからヒットを打てるのが好打者」とスマホで関連データを示した上で、どんな球種にも対応するためミートポイントを捕手側に引き寄せるよう助言していた。ティー打撃ではバットを握り、ボールを置く位置を変えながら流し打ちまで披露した。

 現役時代のサイズは身長190センチ、体重97キロ。ロ軍の本拠地クアーズ・フィールドは本塁打が出やすい球場で目立たなかったが、三振が少ないのも同氏の特長だった。シーズン219安打をマークした98年は、695打席で三振が76しかなかった。

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