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香川、日本代表では“構想外” 森保監督の視察スケジュールに入らず

 新天地のトルコ・リーグで劇的な活躍を演じたMF香川真司(29)=ベシクタシュ=だが、日本代表ではいまだ“構想外”のようだ。

 サッカー日本代表の森保一監督(50)は、19日から今月いっぱいの予定で欧州視察に出かける。どこで誰と会うかは基本的に非公開だが、香川、さらにはこちらもカタールのアルドハイルに移籍したばかりで香川と代表の「10番」を争うMF中島翔哉(24)については、「今回のスケジュールには入っていません」と明言した。

 3月と6月上旬に国内で行われるキリンチャレンジ杯、6月14日開幕の南米選手権(ブラジル)へ向け、エースFW大迫勇也の招集を所属先のブレーメン(ドイツ1部リーグ)が拒否していることから、選手編成の練り直しが急務。

 森保監督就任後初の日本代表復帰を熱望する香川は、ベシクタシュ合流3日目にして早々と迎えた移籍デビュー戦(3日、アンタルヤスポル戦)で“3分間で2ゴール”の離れ業。続くホームデビュー戦(9日、ブルサスポル戦)では、本拠地スタジアムで「KAGAWA」のネーム入りユニホームが3000枚以上飛ぶように売れるなど、トルコ国内で一躍“時の人”になっている。それでも森保監督のお眼鏡にはかなわない。

 一方、中島も16日、ホームでのデビュー戦(16日、アルサイリヤ戦)で1-0の勝利を収め、決勝点の起点になった。こちらは右ふくらはぎを痛めてアジア杯を欠場したとはいえ、“森保政権”発足以来チームの軸。「今さら視察するまでもない」(日本協会関係者)ともっぱらだ。同じ“視察に及ばず”でも意味合いが全く異なるのである。(夕刊フジ編集委員・久保武司)

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