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清原和博さん「勇気を出して」 薬物依存症啓発イベントに登場

 覚せい剤取締法違反罪で有罪判決を受け、薬物依存症の治療を受けている元プロ野球選手の清原和博さん(51)が6日、厚生労働省が東京都内で主催した依存症への理解を深めるイベントに登場し「薬物は一時的にやめられても、やめ続けることが難しい。勇気を出して専門の病院に行ってほしい」と訴えた。

 厚労省によると、約3年前の判決後、公のイベントに姿を見せるのは初めて。がっしりした体格はそのままで髪は短くしていた。イベント終盤に特別ゲストとして登場すると、約180人の参加者から大きな拍手が送られた。

 清原さんは、国立精神・神経医療研究センターの松本俊彦薬物依存研究部長と対談し、参加の打診を受けた時の気持ちを「こつこつ治療してきたことが厚労省に認められたと思い、うれしかった。苦しんでいる人のためになれば、とすぐに参加を決めた」と明かした。薬物を使用していた頃を「使うためにうそをつき、自分を追い詰めていた。苦しい日々だった」と振り返り、現状について「いろいろな人々に支えられ、身近な人に正直にものを言えるようになったことが一番変わったことだと思う」と神妙な面持ちで語った。