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【プロキャディーXのつぶやき】「苦くないゴーヤチャンプル」作る店主の悩み (1/2ページ)

 格安航空チケットで沖縄にやって来ました。国内女子ツアー開幕戦のダイキンオーキッドレディス。

 今年で32回目を数える同大会には、黄璧洵が初代覇者に輝いて以来、毎年キャディーの仕事にはありついている。変更ができない格安航空チケットだけに、予選落ちを食らっても大会最終日の日曜日まで滞在し、表彰式まで観戦してから帰京している。

 2013年(第26回)大会で森田理香子が優勝して以来、ここ5年は外国人選手が優勝している。ツアーの情勢を物語っているような大会結果だ。ちなみに04年(第17回)大会で宮里藍ちゃんが地元優勝を飾った時は、沸きに沸いた。あの頃が懐かしくなってくる。

 何だかんだと30年以上も年に1回は沖縄県に来ているのだから顔なじみの店が何軒かある。楽しみの晩酌、そして琉球料理に舌鼓を打つと幸せを感じないわけがない。

 沖縄名物といえばチャンプル料理。トーフやソーメン、フー(麸)を具材にしたチャンプルもあるけれど、ゴーヤはやっぱりキング的存在だろう。当初、俺はゴーヤチャンプルが苦手だったが、苦味が体には良いのだと言い聞かせて口に運んでいた。

 飛び込みで入った居酒屋でのこと。ゴーヤチャンプルをオーダーすると、武骨な店主は「ウチのは苦くないから安心して」と言い残し、厨房に消えた。

 出てきたのは何の変哲もないゴーヤチャンプル。だが、一口食べてみて驚いた。次々と口に運んでも苦味が一切ない。ビックリした顔をしていたのだろう、店主が勝ち誇ったように言い放った。

 「ゴーヤの料理の仕方が下手だから苦味が出てしまうんですよ。苦いのがゴーヤだという勘違いが、全国に広がってしまったのは残念で仕方ない」

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