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【須藤豊のいごっそうが斬る】ダルビッシュを直撃!「今年はいいです」 復活へ試行錯誤、フォーク練習も (2/2ページ)

 本人は復活のための試行錯誤を繰り返している。まず、その体つきである。

 プロ入り当初、日本ハムナインの中でダルビッシュの姿を見つけたいなら、一番きゃしゃな選手を探せばよかった。メジャー移籍直後は一変、レンジャーズでは逆にひときわ体の大きな選手を探すことになった。

 そして今年のダルビッシュは、下半身は相変わらずどっしりと大きいが、上半身はだいぶ絞っているように見えた。実際、「(上半身は)大きくなりすぎたので絞りました」と認めた。ウエートトレーニングの愛好者という印象が強いが、あくまでバランス重視。痛めた右肘の負担を軽くする意図もあるのだろう。

 今まであまり投げていなかったフォークを練習しているとも聞いた。そのため指にマメができて大変だと苦笑した。三十路に入り故障明けでもある。新しい自分を求めて試行錯誤する姿勢に、改めて感心させられた。

 会話の中で、子供が3人いると聞かされ、「そりゃ稼がなきゃ」と言いかけたが、やめた。もう十分稼いではいるのだし、そういうこととは別次元で野球に真摯に取り組んでいる男だとよくわかったからだ。8日(日本時間9日)にマイナー相手の実戦形式に登板する予定だという。(元巨人ヘッドコーチ=夕刊フジ評論家・須藤豊)

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