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阪神・大山に“超人”糸井が「30発」指令! 「4番を打てるポテンシャルは以前からある」

 “貧打線”にあって、若き大砲の成長は絶対に欠かせない。阪神・大山悠輔内野手(24)が13日の中日とのオープン戦(ナゴヤドーム)で、中越え2ランを含む2安打。“生え抜きの4番”にこだわる矢野燿大監督(50)の期待にようやく応えた。

 試合前までオープン戦打率1割台。揚げ句、先週末に招集された侍ジャパンのメキシコ戦で死球を受け、踏んだり蹴ったり。それでもこの日の4回、ベテラン・吉見の変化球を振り抜きフェンスオーバー。「自分のいい点(ミートポイント)で打てた。そこはよかった」と振り返った。

 はやプロ3年目。本拠地甲子園には浜風が吹き左打者に不利なだけに、右の大砲の成長が待望されている。その重要なポジションに大山を推すのは、ベテランの糸井嘉男外野手(37)。「4番を打てるポテンシャルは以前からある。アイツなら30発はイケる」と断言する。

 “虎の超人”の異名を取る糸井がそこまで推す根拠は大山が昨年9月に記録した、月間打率・415、9本塁打にある(昨年トータルは打率・274、11本塁打)。

 日本ハム時代の後輩で長距離砲の中田を引き合いに「あんだけ“確変”できたんやし、やれるよ。いい意味であか抜けて、もっと豪快な攻撃をせなアカン。でもまあ、(中田)翔も意外にノミの心臓やったりもするから、そこはうまくバランスを取ってね」と期待を寄せる。

 開幕が近づく中での一撃に、矢野監督も「中軸がしっかりしてくれると、チームの安定感にもつながる」とうなずいた。(山戸英州)

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