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JOCで「権力闘争」か 竹田会長が退任意向、後任めぐり議論活発化 山下泰裕氏最有力だが… (1/2ページ)

 JOC(日本オリンピック委員会)で「権力闘争」が始まるかもしれない。2020年東京五輪の招致をめぐり、フランス司法当局から贈賄容疑で捜査されている竹田恒和会長(71)が、退任の意向を周囲に伝えていることが分かり、後任会長をめぐる議論が活発化しているのだ。全日本柔道連盟会長でJOC選手強化本部長の山下泰裕氏(61)が最有力候補だが、異論も出ている。

 「まじめで堅い人間。こういう状況だからそういう人がいい」

 JOCの元幹部はこう指摘した。

 1984年ロサンゼルス五輪の無差別級で金メダルを獲得し、203連勝を記録した山下氏。現役時代の実績に加え、全柔連では五輪や世界選手権の代表選考会議を報道陣に公開し、組織運営の透明性を高めた。スポーツ政策が「国策化」する中で政官界とのパイプも持ち合わせている。

 竹田氏がスキャンダルに巻き込まれるなど、スポーツ界では不祥事が続出。別のスポーツ界有力者も「五輪、JOCに対する国民の信頼を失っている今、後任として適任」と推す。

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