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常識打ち破る!! 貴景勝、「押し相撲」で大関取りに自信 (1/2ページ)

 ■大相撲春場所10日目(19日) エディオンアリーナ大阪

 過去3戦全敗。大関とりの第1関門として立ちふさがる横綱鶴竜に対しても、貴景勝の圧力は変わらなかった。

 立ち合いに厳しく当たり、低い前傾姿勢から圧力をかけ続けると、土俵際で何とか回り込もうとした鶴竜がバランスを崩して前のめり。横綱を破って勝ち越し大関へ“マジック2”だ。

 「自分ができることは少ない。しっかり前へ前へと圧力をかけることに集中した」と、いつもと同じ表情で振り返る。

 昔から、押し相撲だけでは大関とりは難しいとされる。突き押しのイメージが強い朝潮(高砂親方)や武双山(藤島親方)も、差したり、まわしを取っての四つ相撲でも威力を発揮した。

 「押しだけで大関になったのは大受(先代朝日山親方)ぐらいだろう」と、古い親方は口をそろえる。昭和48年秋場所で大関に昇進した大受は「まわしを取ったら三段目」といわれたほどで、押し一筋に徹した。

 しかし、在位はたった5場所で、うち2場所は途中休場。2ケタ勝利は一度もなく“史上最弱大関”ともいわれた。

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