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「スピリットがない」勝てないサンウルブズに厳しい声 2015W杯戦士待望論 (1/2ページ)

 日本代表強化のために編成されスーパーラグビーに参戦中のサンウルブズが、惜敗をつづけている。16日のレッズ(豪州)戦も、前半につけた16点差を守れず31-34で逆転負け。9月のW杯日本大会開幕を前に、ラグビー関係者から「スピリットがない」と厳しい声があふれている。

 先発13人を外国出身選手で固めて臨み、前半に3トライを挙げて21-5とリード。今季まだ1勝とはいえ、その白星は優勝経験のあるニュージーランドの強豪チーフスを30-15で撃破したもの。その他、負けたもののワラタス戦が30-31、ブルース戦が20-28とあと一歩のところまで迫っていただけに、最下位レッズとの対戦は前半の経過から楽勝かと思われた。

 ところが後半、ラインアウトからのモール攻撃で攻め込まれると、タックルまで甘くなって簡単にディフェンスラインを突破されるシーンが多くなった。連続トライを許し、最後にPGを決められて逆転負けした。

 ある日本代表OBは「新しい外国出身選手は、攻撃時の走力、突進力には優れているが、ここ一番で体を張って相手を倒して止める代表としての責任感、スピリットに欠ける。エディ・ジョーンズ前ヘッドコーチ(HC)とジェイミー・ジョセフ現HCの考え方の違いでもあるのだろう」とみる。

 エディ前HCは武士道精神を好み、チームにも精神的な支柱となるリーダーを求めた。南アを破った2015年W杯で、一度も試合にでなかった広瀬俊朗を常に代表チームに帯同させたのも、そのチーム愛、リーダー性を必要としたからだ。

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