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羽生“前人未到”4回転アクセル挑戦か チェンに敗れ決意新た (1/2ページ)

 フィギュアスケート男子の羽生結弦(24)=ANA=は、世界選手権(さいたまスーパーアリーナ、23日フリー)で銀メダルに終わったが、あらためて来季の現役続行に意欲をのぞかせている。2022年北京五輪挑戦は明言しなかったものの、前人未到の4回転アクセルを完成させて、五輪3連覇への挑戦にも思いをめぐらせているようにもみえる。

 フリーから一夜明けた24日、羽生は今季を振り返り「また原点に戻れた。強い相手を見たときに沸き立つような、ぞわっとする感覚をもっと味わいつつ、その上で勝ちたいと思えた」と闘争心にあふれた表情をみせた。現行ルールの世界最高得点で2連覇したネーサン・チェン(米国)にSP、フリーとも敗れ、3度目の世界一に届かなかった。

 フリーでは3種類の4回転ジャンプで勝負したが、来季は新たにルッツ、フリップ、アクセルの順で4回転ジャンプを増やしていく予定。「クリーンな演技をすれば絶対に勝てるという演技を目指して頑張る」。全6種類の4回転ジャンプをそろえるには、特に高難度のアクセルがネックになるが、羽生の技術ならば可能性はある。14年ソチ、18年平昌両冬季五輪で2連覇し、一時は競技生活に区切りをつけようとしたこともあるが、現在は現役続行に迷いはない。

 圧倒的な強さを誇っていた日本フィギュアだが、勢力図は変化した。今大会では男女同時優勝も期待されたが、メダルの獲得は羽生の銀1つにとどまった。