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【神谷光男 スポーツ随想】全柔連、女子選手にまで「ゴジラジャパン」はないでしょ… (1/2ページ)

 「私、なでしこジャパンに選ばれちゃった」

 サッカーの女子選手が日本代表に呼ばれたら、周囲に喜々として報告するだろう。愛称のなでしこが広く浸透しているから誰でもわかる。

 柔道の女子選手が代表入りして「私、ゴジラジャパン入りしたわ」なんて言ったら、周囲は「なんじゃ、そりゃ」と仰天するのではないか。

 「ゴジラジャパン」とは全日本柔道連盟(全柔連)が、日本代表選手団につけた愛称。男子だけならわかるが、女子も共通とか。

 愛称の草分けとして大成功した「なでしこジャパン」(サッカー)をはじめ、「おりひめ…」(ハンドボール)、「さくら…」(ホッケー)、「フェアリー(妖精)…」(新体操)「スマイル…」(アイスホッケー)。主に女子の団体球技を中心に代表チームはジャパンと合体した愛称花盛りだ。

 いかにも女子らしく、かわいい愛称で親しみやすい。ならば認知度アップに柔道もという狙いもわかるし、「柔道もゴジラも日本発祥で力強いイメージが共通する」とのとってつけたような理由も、うなずけなくもない。とはいえ、いくら格闘技とはいえ女子に「ゴジラ」はいくら何でもかわいそうではないか。

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