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森保J“ぬか喜び”は許されない W杯アジア出場枠倍増も… (1/2ページ)

 平成最後のサッカー代表戦となるキリンチャレンジ杯・ボリビア戦(26日=ノエスタ神戸)。森保一監督(50)は25日、「全選手を使ってあげたい思いを持っている。先発は基本的に総替えで戦うつもり」と起用方針を明らかにした。

 就任後初の無得点に終わった前戦の22日・コロンビア戦から、ワントップを鈴木武蔵(札幌)から鎌田大地(シントトロイデン)にスイッチするのをはじめ、先発を総取っ替えして戦力を試す。こんなことができるのは、W杯予選の準備にゆとりがあるからだ。

 背景にあるのは、サッカーW杯の出場枠の増加だ。2022年カタール大会から出場枠は16増の48カ国となることが確実になった。今年6月の国際サッカー連盟(FIFA)総会で決定する。アジア出場枠は現行の4・5から2倍近い8・5となる見込みで、本戦出場という意味では大幅に負担が軽減することになる。

 ただ、これに甘んじていいはずがない。22日のキリンチャレンジ杯・コロンビア戦(22日)では“大人と子供”の実力差を見せつけられ、0-1で敗戦。アジアでは好成績を出しても、相手が強いと歯が立たない。森保監督は「日本サッカー界のこれからのためにも戦力を上げていかないといけない」と逆に一からの出直しを迫られている。

 思えば、日本は過去にもW杯出場枠増に助けられている。悲願のW杯初出場を成し遂げた1998年フランス大会から、8増の32カ国に。「あの時に出場枠が増えていなかったら、われわれはフランス大会に出場できなかったと思う。W杯に出場できたことで、代表チームの強化に力を注げるようになった」と明かすのは、FIFA理事でもある日本サッカー協会・田嶋幸三会長(60)。

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