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パ・リーグ今季順位を大予想! 藪恵壹氏「石井GM就任の楽天を本命に」 山崎武司氏「ソフトバンク重戦力は変わらず」 (1/3ページ)

 3月29日にセ、パ両リーグが同時開幕する。現役時代に阪神、米大リーグ、楽天で投手として日米通算91勝を挙げ、夕刊フジにコラム「藪から棒球」を連載中の藪恵壹氏(50)と、中日、オリックス、楽天で通算403本塁打を放ち、同「生涯ジャイアン」が好評の山崎武司氏(50)。同い年の2人が今季順位を熱く予想した。まずはパ・リーグ編を掲載する。夕刊フジ評論家の須藤豊氏(81)=元巨人、西武ヘッドコーチ=とプロ野球担当記者陣の予想も合わせてごらんください。

 ■楽天急上昇!?

 藪「昨季最下位の楽天を、優勝候補本命に推す。石井一久GM就任で、チームが大きく変わってきている。組織として風通しがよくなり、平石監督との連携もうかがえる。僕が米大リーグ・アスレチックスに在籍していた頃、名GMとして有名なビリー・ビーンとケン・モッカ監督が連日綿密にコミュニケーションを取っていたことを思い出した。則本が右肘を手術し出遅れるが、浅村が加入した打線がカバーして前半戦を勝率5割で乗り切れば、8月か9月に抜け出せるのではないか。ソフトバンクは工藤監督が就任5年目の長期政権となり、マンネリに陥りがちな頃。内川、松田宣らベテラン陣は頑張っているが、ピークは過ぎている」

 山崎「僕も楽天の躍進に大いに期待していたのだが、春季キャンプを取材した際、チーム関係者から『先発ローテーションの3番手以降がおぼつかない』と聞いてトーンダウンした。そこへ持ってきて則本の離脱。昨季に比べて打線を中心に戦力アップしているのは間違いないが、先発投手が岸の1枚看板ではいかにもキツイ。藤平、美馬あたりがよほど奮起しないと優勝争いに絡むのは難しいのではないか。ソフトバンクは主力の年齢が上がってきたうえ、故障者も出ているが、単純に戦力が分厚い。まだまだ長いシーズンを戦い切る体力を備えている」

 ■昨季覇者は苦戦

 藪「昨季覇者の西武は浅村、菊池、炭谷の主力3人が抜けたマイナス分があまりに大きく、10年ぶりにリーグ優勝を果たしホッと胸をなでおろした反動が出ることも考えられるので、思い切って最下位に予想させてもらった。日本ハムは清宮が故障から復帰する6月頃には、大田、中田との大型クリーンアップが完成し威力を発揮すると期待している」

 山崎「確かに、西武は昨季に比べると“飛車角落ち”で戦うことになるが、47本塁打の山川は健在で、Aクラスに入るだけの力はあるだろう。日本ハムの清宮が今年どれだけやれるかは未知数だが、ひと皮むけそうな兆しはあったし、近い将来30発以上打つための足がかりにしてほしいシーズンだ。チームは試合巧者で、毎年戦える形を整えてくるので2位に置いた」

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