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田中、4度目でやっと開幕戦初白星 5回2/3を6安打2失点 「一つ成長した姿を見せられた」

 米大リーグは28日(日本時間29日)に全30球団が一斉に米国で開幕。ヤンキースの田中将大投手(30)は本拠地ニューヨークで、オリオールズ戦に先発し、5回2/3を6安打2失点(自責1)、5奪三振、無四球の好投で勝ち投手となった。試合は7-2だった。野茂英雄(ドジャース)を上回る日本人投手最多の4度目開幕投手で、自身初の白星を手にした。

 立ち上がりから低めに集め、1回2死1塁では4番マンシーニの打球が走者に当たってアウト(記録は安打)。

 ボイトの3点本塁打で先制してもらった2回はスプリッターで圧巻の3者連続三振。4回に5番ルイーズの中前適時打、6回2死一塁からマンシーニの中越え適時二塁打で失点したが、要所は締めて危なげなかった。6-2とリードして83球で降板すると、地元ファンはスタンディングオベーションだった。

 スプリットとスライダーがさえ、新球ナックルカーブも有効に使った。昨季同地区(ア・リーグ東)最下位のオリオールズ打線を寄せつけず、2013年の2冠王(53本塁打、138打点)のクリス・デービス(33)からも2三振を奪った。中継のテレビ局は「田中はストロング。グレートデーになった」とした。

 田中は「一回の味方の援護が大きかった。しっかり試合をつくることができたし、チームも勝ったし、いい一日だったと言える。一つ成長した姿を見せられたと思っている。ストライクをとれるボールはなかったが、全体的にはまあまあだった」とほっとした様子で笑顔をみせた。

 今季のヤンキースは打線は強力で、この日は1番ガードナー以外は全員安打を記録。救援投手陣も充実しており心強い。