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【福島良一 メジャーの旅】米プロ野球150周年の今年、何かが起きる (1/2ページ)

 マリナーズ・イチロー外野手が日本での開幕2連戦を最後に現役引退してから約1週間。大リーグが全米各地で本格的に開幕した。米国初のプロ野球チーム誕生から150周年という記念すべきシーズンだ。

 1869年、米東部オハイオ州シンシナティに最初のプロ野球チーム、レッドストッキングスが誕生。全米各地を転戦し、向かうところ敵なしの130連勝という圧倒的な強さ。これで機運が高まり、76年の大リーグ創設に結び付いた。

 その初のプロ野球チーム発足から一世紀、1969年に大リーグは米プロ野球誕生100周年を盛大に祝った。ちょうどア、ナ両リーグそろって10球団から12球団へと拡張時代のピークを迎え、新たに東西2地区制を採り入れたときだ。

 大リーグは100周年の記念ロゴを製作し、24球団の監督、コーチ、選手全員がユニホームの右袖に貼り付けた。星条旗カラーと同じ赤、白、青の3色を使い、打者と白球をシルエットで描いた、日本のファンにもおなじみの公式マークだ。

 同年、ナ・リーグ東地区で大旋風を巻き起こしたのがメッツだった。62年に同リーグの球団数拡張で産声を上げて以来、史上最も弱いチームといわれたメ軍がまさかの快進撃。シーズン終盤でカブスを抜いて首位に立ち、初の地区優勝を果たした。

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