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完封&2発の東邦V腕…二刀流・石川、目指すは「打者大谷」 センバツ (1/2ページ)

 第91回選抜高校野球大会は、東邦(愛知)が3日の決勝で習志野(千葉)を6-0で下し30年ぶりの優勝。くしくも平成において最初(1989年)と最後の大会で頂点に立った。

 主将、エース、主砲の1人3役をこなす石川昂弥投手(3年)が、打っては先制2ランを含む2本塁打、投げては3安打完封。投打二刀流の大活躍を演じた。

 初回の守備で相手の送りバントを自ら素早くさばいて二塁へ送球し、投ゴロ併殺打に仕留めて3人で終えると、一気に勢いに乗った。

 準決勝まで16打数3安打、打率・188と本領を発揮し切れていなかったが、初回には左腕・山内から「打った瞬間行ったと思いました」という中堅バックスクリーン右への推定飛距離135メートルの特大2ラン。5回2死二塁では右腕・飯塚に対し、右中間に高々と舞い上がる一発。8回の第4打席でも右中間への二塁打で6点目への足がかりを作るおまけ付きだ。

 投げても3安打無四球(1死球)で完封。2奪三振で打たせて取り二塁すら踏ませず、わずか97球で投げ終えた。投打にわたる活躍にスタンドから「平成最後のヒーロー!」との声も飛んだ。

 今大会では37回4失点(自責3)、防御率0・73。20打数6安打(打率・300)、3本塁打、8打点と投打で結果を残した。ただし「自分は本質的には野手。チーム事情で投手をやっているだけ。投げるのは嫌いではないですが、打つ方が楽しい。先の野球でピッチャーをやるつもりはありません」ときっぱり。野手1本でプロを希望する。

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