記事詳細

五輪前年なのに…男女のエース不在で低調だった競泳日本選手権 池江は日大入学発表

 白血病で闘病中の競泳女子の池江璃花子(18)の日大入学が8日、マネジメント会社から発表された。スポーツ科学部に入学し、同時に水泳部に入部する。同日、都内の日本武道館で入学式が行われたが欠席した。東京五輪出場は引き続き目指す意向を表明している。

 池江は3月に東京・淑徳巣鴨高を卒業。この日が最終日だった日本選手権(東京辰巳国際水泳場)は欠場した。世界選手権(7月、韓国)の代表選考会を兼ねていたが、エースの欠場で大会は低調に終わった。

 「大変残念な結果」と競泳日本代表の平井伯昌ヘッドコーチ(HC)。東京五輪を控えて派遣標準記録が厳しく設定されたこともあるが、これをクリアして個人種目で代表入りしたのは、全34種目中10種目で10人にとどまった(昨年21人)。男子平泳ぎの小関(ミキハウス)らがメンバーから漏れ、女子平泳ぎでは誰も代表入りできなかった。

 日本記録更新も昨年の10回から2回に激減。昨年一人で6回更新した池江を除いても記録は全体的に伸びなかった。池江やスランプの男子の萩野が得意とする種目での新戦力は現れず、日本水泳界は危機感を強めている。