記事詳細

“令和の怪物”大船渡・佐々木朗希、練習試合に先発 対戦打者は仰天!「150キロマシンより速い」 厳戒態勢現地ルポ (2/3ページ)

 ただ、この日の快投を見られた人数がごく限られたのは、2日前になって、会場が当初予定されていた盛岡中央高グラウンドから30キロ以上離れた球場に変更になり、保護者にも当日まで知らされていなかったから。

 ある保護者は「私たちも変更を知ったのはきょうでした。もともと大船渡からは遠い会場でしたが、さらに遠くに行くとは…。先方のグラウンドのネットにトラブルがあったので変えざるを得なかったと聞きました」と証言する。不可避の変更だったが、これによって変更を知らなかった報道陣やスカウト陣は振り落とされたことになる。

 昨秋から大船渡高のメディア対応は特殊な厳戒態勢となっている。大船渡高のホームでは練習、試合を含め一切取材対応はせず、公式戦を除いて対応はビジターの練習試合のみというのが基本方針だった。しかし、3月31日の作新学院戦(栃木・矢板運動公園野球場)にメディアが殺到したことから、ビジターの練習試合での対応も取りやめた。

 大船渡高野球部OBは「いま、大高(だいこう=大船渡高)野球部は技術的な指導をする外部コーチはいても、学校の指導者は監督しか野球経験者がいない。報道対応に人を割くと野球に集中できなくなる」と訴える。

 夕刊フジは数日前から大船渡市内で取材を敢行したが、厚い壁にぶつかった。佐々木について話を聞こうとしても、「あの子の集中を乱したくないから」といった理由で取材拒否されることが重なった。地元有力者の話を聞きに行った際には「お前、この話からは手を引け」とまで言われた。

関連ニュース