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菊池雄星、田中将大、ダルビッシュ…日本人3投手の明暗 (1/2ページ)

 マリナーズの菊池雄星投手(27)が6戦目となる20日(日本時間21日)のエンゼルス戦(アナハイム)でついにメジャー初勝利(1敗)を挙げた。ファンや首脳陣からの期待、父の死を乗り越えての1勝。ホッとしたというのが本音だろう。

 メジャー屈指の強打者、トラウトに3球勝負の速球で見逃し三振に打ち取る場面もあった。地元紙シアトル・タイムズは「これで大きな重圧が消えた。次の1勝は近いだろう」と好意的。チームは3連勝でア・リーグ西地区首位をキープ。味方打線は活発で本塁打は24試合で53本。

 菊池の投球内容は5回を10安打4失点で打線の援護に助けられた白星だった。ボールが先行し、変化球の切れもいまひとつ。エンゼルスの主砲プホルスにベーブ・ルースに並ぶ1992打点目を献上する場面もあった。防御率は4・68と決して芳しくなく、課題は残った。

 安定感があるのは、ヤンキースの田中将大投手(30)。ロイヤルズ戦に先発して7回を4安打1失点で7三振を奪い、2勝目(1敗)を挙げた。試合は9-2。防御率は2・76。チームは勝率を5割(10勝10敗)に戻した。

 スプリットが落ちず苦しかったが「試合を通してアグレッシブに投げ続けることはできた」とエースの重責を果たした。

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