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【BOOK】野村克也さん 亡き妻・サッチーへ贈るラストメッセージ 生きてるうちに聞いておきたかった「幸せだったのか?」 (1/3ページ)

★野村克也さん 「ありがとうを言えなくて」講談社(1300円+税)

 名将の陰に猛妻あり。彼女は、ときに恐妻であり、何よりも愛妻であった。亡き妻・サッチー(沙知代さん)へ贈るラストメッセージ。でも、こんなにぜーんぶ、ぶっちゃけて、あの世で怒りまくってませんかね、カントク!(文・南勇樹 写真・三尾郁恵)

 

 --出会いは南海ホークス(現ソフトバンク)選手兼監督時代の1970年。“初夜”に至る経緯まで詳しく書いてある

 「行きつけの中国料理店で紹介されたんだよ。彼女は野球のことを何にも知らず、オレのことを工事現場監督と思ってたらしい。最初は友だち付き合い。何度目かのデートの後に家まで送っていったら『寄っていかない?』って。つい誘惑されたんだよ、オレは…。脚がキレイだったんでね」

 --同棲、克則さんの誕生…野村さんには家庭があったから、やがてスキャンダルに

 「そのころ(先妻との関係は)もうダメになっていた。理由は本には書いたけど、当時、オレの口からは言えなかった。こちらだけが一方的に世間からバッシングを受けても、がまんするしかなかったねぇ」

 「そのうちに問題が起きたんだ。オレは知らなかったんだけど、サッチーが南海の選手を球場や電話で、勝手に叱り飛ばしていた。『アンタが打てないからダメなのよ!』とかね。どうやらオレが家でボヤくのを聞いていたらしい。選手にしたらそりゃあ面白くないわな。当時は正式な妻でもなかったからね」

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