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【BOOK】野村克也さん 亡き妻・サッチーへ贈るラストメッセージ 生きてるうちに聞いておきたかった「幸せだったのか?」 (2/3ページ)

 --問題視した球団からは「女(沙知代さん)を取るか、野球を取るか」と決断を迫られ、球団を去ることに

 「球団側は驚いていたな。そんな選択をするとは思っていないから。だけど、『伊東(旧姓)沙知代』という女は、世界中に1人しかいないでしょ。オレは、まったく迷わなかったね」

 --あけすけ、と言えば、本には野村さんの22歳の「初体験」のエピソードまで載っている

 「南海の先輩が『お前、童貞やろ』て、芸者のところへ連れていってくれた。だいたい、オレは女にモテないからね。酒を飲まないし、銀座の女と遊ぶこともしない。女房(沙知代さん)と一緒になってからも、浮気はゼロ。そんな甲斐性もないし、相手はそれでも、銀座のママさんから『営業電話』がかかってくるだけで、5台も携帯をへし折ったような女だから。つくづく女運が悪いよ、オレは(苦笑)」

 --サッチーがテレビに出るようになってから、経歴のウソなどが次々に暴かれた

 「ほとんどがウソだった。オレが問い質しても、『アンタには関係ないでしょ!』と反撃されて終わり。口では絶対に勝てませんから。でもね、女房が強い方が、家庭は絶対にうまくいく。会社のえらいさんの家なんかでも結構そうですよ。オレはカネのことや家のこと、講演などの仕事の手配も、全部、女房に任せきりだった」

 --任せきりがたたって2001年には、所得隠しで沙知代さんが東京地検特捜部に逮捕される

 「捜査員が突然、家にやってきて、『ハイ、動かないで。周りの物に触っちゃダメですよ』って。オレも8人くらいに囲まれて事情を聴かれたんだけど、何も知らなかった。最初は信用してなかった向こうもだんだん事情を分かってきて、『監督は本当に何もご存じなかったんですね』ってあきれてましたよ」

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