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【BOOK】野村克也さん 亡き妻・サッチーへ贈るラストメッセージ 生きてるうちに聞いておきたかった「幸せだったのか?」 (3/3ページ)

 --夫唱婦随ならぬ「婦唱夫随」。いつも一緒だった沙知代さんが亡くなってからは、何をする気も起きないという

 「(亡くなって)唯一、絶対的な存在だったことが分かった。心にぽっかり空いた穴が埋まらないんだよ。家のあちこちにはサッチーの『体温』が残っている。生きているうちに聞いておきたかったな。『幸せだったのか?』ってね」

 ■あらすじ 2017年12月、85歳で亡くなった妻、沙知代さんへの思いをつづった『愛妻物語』。1970年の出会いから、「初めての夜」のエピソード。さらには南海、阪神と、沙知代さんが原因で2度も監督をクビになったいきさつ、5億円超の所得隠しで沙知代さんが東京地検特捜部に逮捕された事件など、さまざまなトラブルまでを、赤裸々に振り返っている。

 ■野村克也(のむら・かつや) 1935年京都府生まれ。83歳。54年、テスト生として南海ホークス(現ソフトバンク)入団。65年には戦後初の三冠王を達成するなど、球界を代表する強打者・名捕手として活躍。44歳で現役引退後は、解説者として緻密で独特の視点で高い評価を受けた。ヤクルトスワローズの監督として3度の日本一。南海、阪神、楽天でも監督を務めた。主な著書に『敵は我に在り』など。

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