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【水沼貴史 オヤジのためのサッカー塾】浦和、FW・興梠慎三 落ち着きが生んだ「平成ラスト」ゴール

 Jリーグの“平成ラストゴール”は、浦和のFW興梠慎三(32)が4月28日・清水戦(アイスタ)の後半ロスタイムに決めました。

 1-0とリードした試合終了直前とあって、カウンターが決まる条件はそろっていました。

 清水のMF滝が放ったシュートがポストを直撃してこぼれ、ここから浦和全員がカウンター攻撃に向けてスイッチオン。最後は右サイドを抜け出したFW汰木が中央に折り返し、興梠がチップキックで押し込みました。興梠がこのとき、落ち着いて汰木および相手GK六反の動きを視野に入れていたことがポイント。アタフタしていたら、せっかくのテクニックも見せようがありません。

 今季の浦和は、鹿島監督時代にJリーグ史上唯一の3連覇(2007-09年)を果たしたオリヴェイラ監督(68)が指揮を執っています。同監督の真骨頂「しっかり守ってからのカウンター」を、鹿島時代からのまな弟子である興梠が体現。令和元年の浦和に大崩れする要素はないとみています。(元J1横浜監督・水沼貴史)

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